コミティア155に遊びに行ったので、ひらめき☆マンガ教室の第8期受講生による合同誌を買ってみたその直前に成人向け漫画をたくさん買ってしまって(というか「のりんこ」という漫画家の本がまじ欲しくてたくさん買えて嬉しす)、もうお金使いたくない...って気持ちになっちゃったから、見本パラパラさせて気になったら買うことにし、BチームとCチームのものを購入した。
理由↓
Aチーム 『猫まみれ』猫がテーマという部分にピンとこず、最初に収録されている漫画がなかなかシュールな内容で、そこからこの同人誌全体のイメージができなかったから。でもこれは私がコミティアへいやらしい漫画を買いに来ているような人間だからで、コミティア来て猫だ嬉しいってならないからだと思う。猫は好きだけど
Bチーム 『女装男子アンソロジー』私は男の娘的なものが基本的に好きな人間なので、オレそういう物には厳しぃぜ?という気持ちで読んだ最初に収録されている漫画に程よく意外さがあり、テーマに対しての幅の広さが期待できた
Cチーム 『絶対、言えない。』A,Bチームと比較するとぼんやりしたテーマだが、表紙のイメージに対してパラっと開いたとこに収録されている漫画が雪山で鳥の写真撮ってて、まったく意味がわからずミステリアスだったから。イミフおもろと思った
なんか毎年部数とか競ってるやつだし、全部買うのもさ、と自分に言い聞かせながら帰りました。今は『猫まみれ』も買えばよかったなと思ってる。全体的にクオリティ高くてびっくりしたし、普通に読める漫画しかなかった。じゃあ、全部買って全部レビューすればよかったわ。たはは
面白く読めたのは女装男子アンソロジーの方だった。最初の漫画『写真のあのコ』がもう普通にプロみたいなクオリティで、プロなのかなずるいだろと思ったりもするが、この作品が最初にあるのが個人的にはとてもよかった。男子と言ってるのに普通に髭生えた既婚男性の話で、妻が彼の髭を剃ってメイク施したらかわいくなってドキドキしちゃうという内容は、「女装男子」と銘打ったアンソロジーに対して私が期待するものをあまり裏切らずに、そこから続く他の作品たちを受け入れやすくさせる意外性があった。これがなければその後の作品の読みやすさが大きく違っていた気がする。そういう意図があって、そのすぐ次に『魔法青年☆近藤サトシ』なのだと思う。変な漫画読まされたわ〜と楽しめることができたので的確な判断だと思った。それでいて、エッセイぽい体験談をもとにした漫画『実録!女装物語』が最後にあるのも良い読後感があった。全体を通して男女のカップルの話が多いのが不思議ではあったが、その中でも『カワイイってゆって!』が印象的だった。ゆるい絵柄が狙ってるものなのかが判断つきにくいが、味のある絵に振り回されて楽しかった。というか『異セカイ系』の名倉編が参加していて驚いたし、その内容もなんか名倉編的に「えこういう話なんだ」と驚いた。名倉編はいま漫画を描いてるのか。
『絶対、言えない。』に関しては、正直各作品の肝である「秘密」が弱いと思った。秘密とか言われると、バレるとかバレないとかサスペンスみたいなものを個人的に最初に想像するけど、そういうことを『腕に蛸』が少しだけやってたけど、それだけなのが不思議だった。その中で『冷ます、冷めないように』が一番面白く読めた。冷えたご飯が好きだと友達に言えないという本当に小さすぎる本人にとっては切実な葛藤が面白い。秘密をテーマにしたらとりあえずこういうのじゃないの、と個人的には思った。そういう点で『サキュバスちゃんとマリア』で描かれる卑近な内なる感情も、ありがちではあるがかわいらしくて良かった。購入するきっかけとなった『換羽の季節』は個人的に好きな作風ではあるが、あれはせめて4回くらい繰り返さないと宇宙にならない気がした。吉川きっちょむのインタビューは普通に吉川きっちょむすげー奴だなと思えた。とりあえず全部読む的な事をやってる人なんだ...。芸人って大変だ...。個人的に漫画を買ったつもりなので、正直こういうインタビューとかどうでもいいんだけど、少し得した気持ちになった。